いつも就寝される際に「枕」は、お使いでしょうか？
またお使いの場合は、どのくらいの期間使われているでしょうか？
形状によって使用期限の目安に差はあるにせよ、長くても３年経つと交換時期と言われております。
当サロンに来られる方からも、この「枕」についてのご質問を多く頂きます。
「ご自身に合う枕」を探すのも難しいと感じる方もいらっしゃいますし、そもそも「枕」は必要なのか？と、疑問を抱く方もいらっしゃいます。
パートナー（患者）さまの中では、使わない方もいらっしゃいます。
では、「枕」の役割とは何なのでしょうか？
人間のお体の構造は、横から見てＳ字のカーブを描いて骨格が作られております。
このカーブは人が歩く、走るなどの動作時にかかる重力やお体の重さに耐えうるためのクッションやバネのように負担を分散する役割を担っているとも言われております。
このＳ字の骨格が、姿勢の悪さ故になくなってしまうと（例えばストレートネックなど）、筋肉に直接負担がかかってしまい緊張性頭痛や首・肩凝りになってしまうリスクが増大します。
特に就寝時は「枕」がない状態で寝てしまうと、お体と頭がベッドや布団で水平になった時に首～背骨に強い負荷が加わってしまいます。
そのような状態で寝てしまうと、小まめに態勢を変えることは難しいので、お体が歪んで痛めているか疲れが取れないまま起床することにもなりかねません。
お体と頭にある程度の高さを付けて骨格のＳ字を守るため・保つためにも「枕」は、とても重要な寝具でございます。
理想の枕の高さは、
男性：２～５cm
女性：１～３cm
と、言われております。
（※枕を使った際の高さです。）
また、筋肉質な体系の方には高めの枕。細身の体型の方には低めの枕を好まれる傾向にあると言われております。
しかしながら、最終的には【ご本人の寝心地が良いと感じる枕】が良いです。
巷には「〇〇にこだわった枕」や「人体の構造に合わせた枕」などもあります。
ですが、ご本人が落ち着く、寝心地の良いと思える方が、お体がリラックスしてゆっくり眠れるものでございます。
ご自身のお体の声に赴くままにお選びくださいませ。
それでも「難しい」と感じられましたら、
【バスタオル枕】をお使いください。
下記に画像でご紹介致します。
とてもシンプルですが、タオルがヘタって来たら洗って再び使うことができます。
また、畳み方はあくまで一例ですので、お好みの畳み方をお探し頂いても構いません。
（お好みの畳み方を見付けた際は、勉強のために是非下記のお問い合わせアドレスまでお教えください。お教え頂いた際はお礼に施術のサービスも致します。）
このバスタオル枕を使用する際は「大判」のタオルの方が寝心地が良いです。
是非、ご参考くださいませm(_ _)m
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柴野 文博（しばの ふみひろ）
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