高温注意報が続く8月。
茹だるような暑さでかなり参ってしまいますね...。
私は、毎年この夏の時期は通勤で両腕がこんがりと日に焼けているような気がします(笑
今年の夏は、暑さに加えて「マスク」の着用をしていると熱中症の危険性も高まりますので、本当にお気を付けください!
暑い季節でも35度台の体温
気温が高い季節でも基礎体温が低い方は、多くいらっしゃいます。
また、その人数も増加傾向にあり、近年では男性も「冷え性です」と言う方も増えております。
平均的な理想の体温は、
36.6~37.2度
上記の体温の数値は、例え外部から菌などが侵入したとしても繁殖力を低下させながら白血球が倒しやすい環境がこの数値なのです。
体温を高めると免疫力がアップすると言われているのもこの理由です。
また、コロナウイルスの検温目安は、
37.5度以上と言われております。
これは感染症法で定められており、37.5度以上を「発熱」と38.0度以上を「高熱」と分類をされています。
体温の基準のうち、
35度台の基礎体温は「低体温」と分類されます。
これは「冷え性」とは違います。
何が違うのかと申しますと、
冷え性は、手足の冷え・首凝り・肩凝り・不眠・便秘・膀胱炎などの症状が起こりやすく、
低体温は、医学的にお体の中心部分の体温が35度以下になることを指します。
低体温では手足の冷えや寒さを感じることはないとされており、この低体温から冷え性へと(中心部を温めようとするので)症状が引き起こされることもあるので注意が必要でございます。
低体温でお体に起こる不調とは?
低体温だと、お体にどのような不調が起こるでしょうか?
手足の冷えや寒さを感じることがなければ、夏場でもクーラーの効いた部屋でも快適に過ごしていられるようなイメージを持たれるかもしれません。
35度以下の体温の場合によく耳にすることは、「微熱」が出た時です。
先述した基礎体温の範囲からの微熱とは違い、35度→37度前半の微熱が出た際にはお恐らくフラフラになってしまいます。
(このようなことが多々あると、低体温とご自覚がある方々を診させて頂いた際に口を揃えて仰っていました。)
少しの微熱でもお体にとっては高い熱に慣れておらず、対応しきれない場合がございます。
また体温が低い場合、菌やウイルスも繁殖や活動がしやすいため、風邪など不調になりやすい傾向もあります。
低体温の原因とは?
低体温も冷え性もその原因に共通することは、
「自律神経」や「筋肉の衰え」、「内臓の冷え」でございます。
暑い季節のクーラーの多用(もちろん使うべき所では使いましょう!)やお体を冷やす食べ物を多く長期間摂取する、食生活の乱れ...などメディアでも言われていることは、このような部分でございます。
しかしながら、お体の筋肉が柔軟で歪みも少なく必要最低限備わっていれば、必要な場所でクーラーをかけてもお体を冷やす食べ物を食べても簡単に中心部の体温が冷えることはございません。
(筋肉が少ない方は、お体を冷やす食べ物の量はお気を付けください)
デスクワークの増加や生活様式で利便性が高まったことにより、どうしてもお体を動かす機会も減っております。
1日の中で「お体を動かす機会が少ない方」ほど、筋肉の動きを意識して過ごしてみることをオススメ致します。
体温アップのセルフケア
【呼吸とふくらはぎのエクササイズ】
ふくらはぎと言えば、「第2の心臓」として有名な筋肉でございます。
この部分を「呼吸」と一緒に合わせて動かして、お体の中心のみならず手足など隅々まで血液を巡らせて、筋肉の運動から「熱」を生み出しましょう!
〇かかとをゆっくりと挙げてつま先立ちの状態を作ります。この時に肋骨を広げるイメージを持って大きく息を吸います。
(掴まる場所の確保などバランスを崩さない環境を作ってください。座った状態・立った状態のどちらでも構いません。)
↓
〇3秒ほどつま先立ちをキープ(息を吸いながら)してから、息を吐きながらかかとを降ろします。
この上下運動をゆっくりとそして慣れてきたらかかとの挙げる角度を高めながら、最初は5回~慣れてきたら10回ほど行いましょう。
足からお体を熱くして行きましょう(^^)/
是非ご参考くださいませm(_ _)m
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